WEKO3
インデックスリンク
アイテム
落窪物語における「病」の扱いについての一考察 -疾病規定をてがかりに-
https://doi.org/10.18929/00000211
https://doi.org/10.18929/00000211e0882c4b-6528-4263-b3e2-26ffd3935bca
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2017-09-13 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 落窪物語における「病」の扱いについての一考察 -疾病規定をてがかりに- | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 落窪物語 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 病名 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 病名規定 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 病を表す言葉 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 病の扱 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.18929/00000211 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA12670720 | |||||
著者 |
黒野, 伸子
× 黒野, 伸子× 大友, 達也 |
|||||
著者所属(日) | ||||||
値 | 岡崎女子短期大学 | |||||
著者所属(日) | ||||||
値 | 安田女子大学 | |||||
記事種別(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 研究論文 | |||||
抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 王朝文学において「病」は不吉な事象の代表として扱われており、雅を旨とする文学世界にはそぐわない内容 に思えるが、王朝文学には「病」が登場する場面が多い。本稿は、王朝文学成立当時に流布していた病名および 病を表す言葉(以下、病を表す言葉と記す)に目をつけ、神尾(1995)の疾病規定を用いて落窪物語での扱いを 検証し、平安王朝期の知識階級が持つ医療観を可能な限り明らかにしようとした。その結果、落窪物語には、具 体的な病名や症状を表す言葉が多用されていることがわかった。さらに、病名を表す言葉は、すべて、事象に対 する口実、理由づけ、身分や関係性を明らかにする等の作用を持っていることが明らかとなった。平安王朝期は、 科学的治療の恩恵を受けられる階級がごく一部しかおらず、多くは加持祈祷に頼っていた時代である。その中で、 知識階級は、巷にあふれている病を現実的に見つめ、生活に取り入れる術を身につけており、現代人に通じる医 療観を持ち合わせていたことが示唆された。 | |||||
書誌情報 |
岡崎女子大学・岡崎女子短期大学 研究紀要 号 50, p. 31-40, 発行日 2017-03-25 |
|||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 21882770 |