@article{oai:okazaki.repo.nii.ac.jp:00000281, author = {伊藤 , 理絵}, issue = {52}, journal = {岡崎女子大学・岡崎女子短期大学 研究紀要}, month = {Mar}, note = {本論では、「笑い」と「共食」に焦点を当て、食事場面の規範性と自由性の観点から、道徳教育としての食育について 考察した。保育における食事場面で表出された子どもの笑いとユーモア行動のエピソードについて「食事規範の確認と笑 い」「共食を楽しむ笑い」「共食を楽しめない笑い」から検討した結果、大人は子どもの食事規範が守られた行動について は受容・共感し、さらには行動を強化するような働きかけを行うが、食事規範外での笑いや行動は抑制するような働きか けをしていた。また、食事場面が食事規範に基づく自由性を保障している場だからこそ、笑い手と受け手で共有できない 笑いが見られる可能性があることも示唆された。道徳教育としての食育の実践では、人間らしさを象徴する「共食におけ る笑い」といえども、一律に良きものとして見なすのではなく、人間の行動を一歩引いてみる視点から、考え、議論して いくことが必要ではないかと思われる。, 研究論文}, pages = {1--10}, title = {子どもの食事場面(1)における笑い-道徳教育としての食育からの検討-}, year = {2019}, yomi = {イトウ, リエ} }