@article{oai:okazaki.repo.nii.ac.jp:00000287, author = {黒野, 伸子 and 大友, 達也}, issue = {52}, journal = {岡崎女子大学・岡崎女子短期大学 研究紀要}, month = {Mar}, note = {筆者らは、これまでに王朝文学に現れる「病」の扱いについて、「他者からの要求を回避する口実、自己の希望を叶え るための理由づけ、体験の特殊さを強調する効果など、対象者の願いをかなえる便利ツール」のような扱いがなされてい ることを明らかにした。しかし、筆者らは古代の人々が持つ疾病観、医療観を論じるには、多方面からのアプローチも重 要だと感じていた。そこで本稿では、古代医療史に関する先行研究レビューを基礎として、山上憶良と大伴家持の作品に みる表現とメトニミー両面からのアプローチを試みた。その結果、少なくとも、奈良時代の知識人が持つ疾病観、医療観 には重層性があることが示唆された。, 研究論文}, pages = {57--66}, title = {奈良時代における疾病観、医療観の重層性-山上憶良、大伴家持の作品にあらわれる病の記述から-}, year = {2019}, yomi = {クロノ, ノブコ and オオトモ, タツヤ} }