@article{oai:okazaki.repo.nii.ac.jp:00000294, author = {鈴木, 穂波}, issue = {52}, journal = {岡崎女子大学・岡崎女子短期大学 研究紀要}, month = {Mar}, note = {長新太(1927-2005)の絵本作品には、水平の構図で、読者の目の前で次々と「もの」が現れたり、変化したりすると いう形で描かれる作品の系譜がみられ、「対面型」と「誘導型」とに大きく分けることができる。本稿では対面型の中か ら『へんてこへんてこ』を、誘導型の中から『つきよ』をとりあげ、読者へのその世界の見せ方への違い、また読者をど のように絵本世界へと誘うよう描かれているのかを考察する。長新太の水平構図は、見せ方の違いや誘い方の違いはある ものの、共に原初的な感覚を根底に読者との関係性を作り出すものだと考える。 キーワード:絵本、長新太、水平構図、『へんてこへんてこ』、『つきよ』 長新太(1927-2005)の絵本作品には、水平の構図で、読者の目の前で次々と「もの」が現れたり、変化したりすると いう形で描かれる作品の系譜がみられ、「対面型」と「誘導型」とに大きく分けることができる。本稿では対面型の中か ら『へんてこへんてこ』を、誘導型の中から『つきよ』をとりあげ、読者へのその世界の見せ方への違い、また読者をど のように絵本世界へと誘うよう描かれているのかを考察する。長新太の水平構図は、見せ方の違いや誘い方の違いはある ものの、共に原初的な感覚を根底に読者との関係性を作り出すものだと考える。, 研究論文}, pages = {105--110}, title = {長新太の作品にみる読者と絵本との関係性―水平構図作品を中心に―}, year = {2019}, yomi = {スズキ, ホナミ} }